本団体は、さまざまな地域情報を共有し、高齢者や退職シニア、子育て中の母親、共働きの家庭の子ども、障がい者が孤立せずに安心して暮らせる地域社会を作ることを目的とします。この目的を達成するために以下のような活動を行います。
「まちのリビング」の運営
ご近所で「そこに行くと相談できる誰かがいる」居場所を作り、運営します。学校に行かない子どもや認知症の高齢者、障害のある人などの支援を通じて「おたがいさまの助け合い」を実践するための拠点を作ります。
地域イベントの企画・運営
ご近所同士で食事をしながら世間話をする「隣人祭」や高齢者向けのスマホ教室など、地域の人々が顔を合わせ、つながりを作るきっかけになるイベントを企画し運営します。
地域情報の収集と提供
地域イベントや商店街のキャンペーンなど、地域の情報を集めてチラシを作ったり、スマホ向けにネットで発信したりします。行政とも連携を図り、必要な人に必要な情報が届くようにシステムを活用します。
「人材データベース」の構築
日曜大工やネットのコンテンツ制作、車での送迎など、ちょっとしたことを頼める人のデータベースを構築します。おたがいさまの助け合いやボランティア、場合によっては仕事として発注することもできるように仕組みを作ります。退職シニアに役割を用意し、名刺を持って活動していただけるようにします。
地域アプリの構築
スマホを使ってご近所同士で情報を共有するための地域アプリを構築します。情報の公開範囲を実際に知っている人に限定できるようにして、高齢者や子どもにも安心して使えるようにします。困りごとを共有し、災害があった時なども誰かが孤立してしまうことがないように日常からのご近所のつながりを作れるようにします。
自由通貨による町の活性化
地域アプリに自由通貨(現金とは交換できない仮想通貨)を組み込み、お互いさまで助け合った際の「お礼」や、商店街の店にコミュニティ端末を置いて来店ポイントとして活用します。流通量を増やすために毎日100ポイントをユーザーに無償で付与し、溜め込まれないように毎日1%ずつ減っていくように通貨を設計します。